ウォールナットの端材を入手したので、サイコロ状にカットして磨いてみました。
どのくらい研磨すれば良いのか?
仕上がりに差はあるのか?やってみました。
手作業なので磨くの大変だけど、美しいサイコロが欲しいから頑張ろうと思います。
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ウォールナットにワックス塗って観察

ウォールナットをサイコロカットし、角を削って自然塗料であるミツロウワックスで仕上げてみました。
右は角ワックス塗布前。
左はワックス
ワックスを塗ったものです。
ワックスを塗る前は白っぽく、くすんだ色でした。
しかし、ワックスを塗るだけできれいなブラウン色です。
見た目もつややかで、これぞウォールナットっといったところでしょうか?
ウォールナットは何処まで磨けば一番きれいなのか?

ウォールナットは木目のきめが細かい木材なので、磨けばつるつるして、濃い木肌がとても美しい樹種になります。
そこで、どこまで磨けば一番美しくみえるのか、試しました。
右は切りっぱなしっといってもある程度製材されています。
ワックスを塗布後のウォールナット

白っぽくくすんだ木材がテカテカになりました。
使う木目にもよりますが、ピカピカに磨くと木肌が白い部分と濃いブラウン色になりグラデーションがきれいになるようです。
好みにもよりますが、濃い色が均等に欲しい人は磨くのをある程度済ます程度で良さそうです。
手作業で磨いたので表面が真っ平ではないですが、その様子も味があって良いのではないでしょうか?
ヒノキとウォールナットの比較

ヒノキとウォールナットの仕上がりを比べてみました。
色味が全然違うので、木は木でも樹種によって大分印象が違います。
ヒノキは持った時に触り心地が柔らかいです。
ウォールナットは持った時に硬く、手触りがつるつるした印象を受けます。
色んな過程でできたサイコロ並べてみました。

色んなサイコロを並べてみました。
レーザー彫刻するのが楽しみです。
問題はウォールナットの研磨をどこまでするかですが、削りすぎると時間もかかるし角が丸くなりすぎます。
しかし、研磨しないと木目の良さが生かされません。
ウォールナットは硬いので磨くのに苦労しますが時間かけて磨いてみようと思います。
磨けば磨くほど、味が出る木材で、磨き具合に差をつけて仕上げても面白いなっと思いました。